第4回 一匹狼の失敗

高校の球技大会の練習の時、

全然不良じゃない奴がちょっとカッコつけてタバコ吸い始めたら

何人かが吸い始めちゃって。

くだらねえなくらいに思ってたわけ。

CCF_000050そしたら、あくる日、オレも先生に呼ばれてさ。

一人ひとり取り調べ室みたいなところ行って。

今思えば、タバコ吸ってた奴らが、ちょっといけ好かないって思ってた気持ちもあったかもしれない。タバコ吸ってた奴の名前、言っちゃったんだよね。

その後、同じクラスの奴がオレのところに来て、「千代延くん、なんでそんなこと言うの?なんで言っちゃったの?」みたいな感じで言われて。

オレ、言われた時のことをすごい覚えてんだよね。

聖書にさ、「愛はすべての咎を覆い・・・」とかあるんだよね。

愛、なかったね。オレ何にも考えてなかった。

「オレは関係ありませんよ」くらいな感じだったと思う、今思えば。

人間って・・・オレね、人間を風見鶏に例えることが多いんだけどさ、そんなもんだと思うんだよね。

こんなこと言ったら嫌われちゃうかもしれないけど、人って信じる対象じゃないと思うんだよね。

だってオレ、自分のことも信用してないもん、正直。

自分の考えなんて、コロコロ変わる。

神様から見たら、人間ってそういう存在だと思うよ。

「しょうがねえなお前」って。

だけど、神様ってやっぱりね、オレの中では変わらない存在。

だから、信じられる。

 

第4回 「一匹狼の失敗」
(本日のサルーキ=の曲「♪夜明け前」)


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